橘真斗 GM
ご覧いただきありがとうございます。 こんここーん♪ 橘真斗(たちばなまさと)です。 アイドルシナリオに定評のあるゲームマスターとして、活動をしていました。 得意ジャンル ・バトル メカや人同士のバトルなどが得意です。 文字数との闘いになりますが、熱くかっこよく仕上げれるようにしていきます! ・日常 海で遊んだり、山で遊んだりなどの日常シナリオもよく書きます。 夕日を眺めてキャッキャウフフなど、砂糖を吐くようなプレイングお待ちしております。 ツイキャス: 毎週水曜日22:00~ 配信しています https://twitcasting.tv/masato_write |
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担当NPC
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メッセージ【2020/9/4 更新】 ≪今後の予定≫ 月1本ゴブリンバスターズ系ガチバトルシナリオを中心に行っていきます。 イベントシーズンになったら雑技団シナリオをだしていくような感じです。 《ファンレター》 新たなファンレター大変ありがとうございます。励みになりますので、いろんなご意見お聞かせください。 |
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作品一覧 |
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リンク |
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サンプル【旅立ち】 「クックックッ……ついに来たわね」 手にもった紙に書かれた文書を読み、ドラゴニカの少女は八重歯を光らせて不敵に笑った。 「竜王に私はなる!その覇道の一歩が決まったわ!ワァァハッハッハッ!」 紙に書かれていたのは願書の受理であり、少女が『魔法学園【フトゥールム・スクエア】』の入学が許可された証であった。 「お嬢様、おめでとうございます。私も執事として大変うれしゅうございます。亡き父君、母君も大変喜ばれることでしょう」 彼女のそばに立っていた老執事が涙をハンカチーフで拭く。 「父様、母様が残してくれたこの地を平定するためにも、私は強く、賢く、魔王の手腕を手に入れなくてはいけないのよ」 彼女は壁に掛けられている幼い自分と、両親が描かれている肖像画を見上げる。 「魔王・覇王コースなんて、ちょうどいいわ。だから、これは必然よ。泣く必要はないわ」 涙を拭いている老執事をねぎらい、少女は座っていた椅子から降り、マントのように折りたたんでいた翼を広げる。 「ここから飛行をしながらいくわ、周囲のモンスターを蹴散らして手土産にしつつね」 赤い瞳が輝きを増す。 「このアスカ・レイドラゴの竜王伝説がここからはじまるのよ! 留守は任せたわ!」 ヒューンと飛びあがるアスカだったが、10秒後に着地する。 ドラゴニカの飛行能力はそんなに長くないのである。 「あの……お嬢様。かっこつけるのもよろしいですが、馬車を外に待機させてありますので……」 かぁ~っと真っ白いアスカの顔が真っ赤になっていく。 「ふ、ふんっ! 用意がいいじゃない! あんたのその準備の良さに免じて、馬車でいってあげるわ!」 赤くなった顔を見られないようにそそくさとアスカは家の外にある馬車に向かって駆け出した。 ちょっとドジなアスカ・レイドラゴの竜王伝説はなんとも締まらないスタートを切ったのである。 To be continued |